世界のためにできること
世界は広い。世界はせまい。
私を取り巻く、私以外のものが世界。
そして世界を変えるには、私が変わること。
私が変われば、世界が変わる。
今日の「ガイアの夜明け」をみた。
ふとしたことで知り合った方が、ディレクターをしていて、番組はときどきみている。
でも、自分には関係のない、違った世界の話だと思っていた。
今回は、案内人をしている役所広司さんの最終回、30分の拡大版だった。
以前に取材した方の「その後」を追っていて、自分に照らし合わせ、いろいろ考えさせられた。
1人目は、日本ポリグルの小田 兼利さんについて。
バングラデシュでの水浄化の話だった。
この会社のつくっているPGα21Caは、水にいれると、汚れの成分をフロック(汚れの集まった塊)にして、きれいな水と、汚れを分けてしまうというもの。
使い方も簡単で、汚れた水にこの製品(粉状)を入れるだけでいいのだ。
これをボランティアとして、現地の人々に与えるだけではだめ。
彼らがこれを自分たち自身で売り、広め、生活に組み込んでいかなくてはならないのだと学んだ。
これは以前にも聞いたことがある。
ただ物を支給するだけの援助では、何にもならない。
その場しのぎで、自己満足なんだと。
それに、物を配るには、資金が必要。
数人にはただで配れても、数万人にはただでは難しい。
また、せっかく提供したろ過装置も、盗まれてしまうこともある。
優しさだけではうまくいかないのだ。
2人目は、クロネコヤマトの宅急便の生みの親で、故人の小倉昌男さんについて。
彼はヤマトの会長を退任後、障害者が自立して働ける場所つくりに取り組み、スワンベーカリーを設立した。
私は学生時代、実習で、落合にあるベーカリーで食事をしたことがある。
そこで、障害者と健常者がともに働く大変さ、そしてその中にある喜びについて、お話を伺ったが、私は経済的なことに関しては、まったく関心を示していなかったし、考えもしなかった。
この番組では、スワンベーカリーのほとんどの店舗では、採算がとれていないことを示し、実際に閉店した店舗も取材していた。
やはり現実問題、経済的なことというのは、理想通りにはうまくいかない。
今回は、浦和の店舗の再建を取り上げていたが、少し好調に物事が動いても、その後もずっとうまくいくとは限らない。
福祉と経営の両立は難しいのだろうか。
今回の2組は、ともに自分が今までに関わったことのある物事とリンクしていた。
水問題は、高校卒業時に少し関わったA SEED JAPANで学んだ水について。
世界水フォーラムでの場面もあり、遠い世界に見えていたことが近くなった。
スワンベーカリーは、学生時代に実習で、実際に学ばせていただいた。
遠くに感じていた「ガイアの夜明け」の内容は、実は自分の近くにあった。
その2つを通し、私は何か語られた気がする。
最初に書いたとおり、世界は広くてせまい。
海外に出たことがない私からすると、その規模は大きくて、想像もつかない。
でも、同時にとてもせまい。
地球の裏側のことが、私のすぐ隣のできごととつながっていたりするのだ。
世界のために、今私にできること。
大きなことはできなくてもいい。
できる範囲でもいいのだ。
その先に、世界という大きなビジョンが見えているのであれば。
まずは他人を愛すること。
他人のために今の自分にできることを精一杯やって、相手の幸せを願う。
その行為が巡り巡って、世界を変えるかもしれない。
そうやって、すこしお互いにとってあたたかくなった世界を、私はみてみたい。
戦争や争い、憎しみは何も生み出さない。
負の連鎖を続けていくだけだ。
だから、愛をもって、人々に何かを与えていきたいと思う。
そう思うのは、私の傲慢だろうか。
何かできると思うのは、思い上がりだろうか。
でも。
それでも、私は他人のために何かがしたい。
そのために、まずは自分から行動しなければ。
待ってるだけでは世界は変わらない。
今の仕事に、日々の生活に、こういったビジョンを持てたから、私にとって、毎日は輝いている。
明日も、自分にできることを少しずつ。
世界を変える力になろう。
クリックよろしくお願いします
私を取り巻く、私以外のものが世界。
そして世界を変えるには、私が変わること。
私が変われば、世界が変わる。
今日の「ガイアの夜明け」をみた。
ふとしたことで知り合った方が、ディレクターをしていて、番組はときどきみている。
でも、自分には関係のない、違った世界の話だと思っていた。
今回は、案内人をしている役所広司さんの最終回、30分の拡大版だった。
以前に取材した方の「その後」を追っていて、自分に照らし合わせ、いろいろ考えさせられた。
1人目は、日本ポリグルの小田 兼利さんについて。
バングラデシュでの水浄化の話だった。
この会社のつくっているPGα21Caは、水にいれると、汚れの成分をフロック(汚れの集まった塊)にして、きれいな水と、汚れを分けてしまうというもの。
使い方も簡単で、汚れた水にこの製品(粉状)を入れるだけでいいのだ。
これをボランティアとして、現地の人々に与えるだけではだめ。
彼らがこれを自分たち自身で売り、広め、生活に組み込んでいかなくてはならないのだと学んだ。
これは以前にも聞いたことがある。
ただ物を支給するだけの援助では、何にもならない。
その場しのぎで、自己満足なんだと。
それに、物を配るには、資金が必要。
数人にはただで配れても、数万人にはただでは難しい。
また、せっかく提供したろ過装置も、盗まれてしまうこともある。
優しさだけではうまくいかないのだ。
2人目は、クロネコヤマトの宅急便の生みの親で、故人の小倉昌男さんについて。
彼はヤマトの会長を退任後、障害者が自立して働ける場所つくりに取り組み、スワンベーカリーを設立した。
私は学生時代、実習で、落合にあるベーカリーで食事をしたことがある。
そこで、障害者と健常者がともに働く大変さ、そしてその中にある喜びについて、お話を伺ったが、私は経済的なことに関しては、まったく関心を示していなかったし、考えもしなかった。
この番組では、スワンベーカリーのほとんどの店舗では、採算がとれていないことを示し、実際に閉店した店舗も取材していた。
やはり現実問題、経済的なことというのは、理想通りにはうまくいかない。
今回は、浦和の店舗の再建を取り上げていたが、少し好調に物事が動いても、その後もずっとうまくいくとは限らない。
福祉と経営の両立は難しいのだろうか。
今回の2組は、ともに自分が今までに関わったことのある物事とリンクしていた。
水問題は、高校卒業時に少し関わったA SEED JAPANで学んだ水について。
世界水フォーラムでの場面もあり、遠い世界に見えていたことが近くなった。
スワンベーカリーは、学生時代に実習で、実際に学ばせていただいた。
遠くに感じていた「ガイアの夜明け」の内容は、実は自分の近くにあった。
その2つを通し、私は何か語られた気がする。
最初に書いたとおり、世界は広くてせまい。
海外に出たことがない私からすると、その規模は大きくて、想像もつかない。
でも、同時にとてもせまい。
地球の裏側のことが、私のすぐ隣のできごととつながっていたりするのだ。
世界のために、今私にできること。
大きなことはできなくてもいい。
できる範囲でもいいのだ。
その先に、世界という大きなビジョンが見えているのであれば。
まずは他人を愛すること。
他人のために今の自分にできることを精一杯やって、相手の幸せを願う。
その行為が巡り巡って、世界を変えるかもしれない。
そうやって、すこしお互いにとってあたたかくなった世界を、私はみてみたい。
戦争や争い、憎しみは何も生み出さない。
負の連鎖を続けていくだけだ。
だから、愛をもって、人々に何かを与えていきたいと思う。
そう思うのは、私の傲慢だろうか。
何かできると思うのは、思い上がりだろうか。
でも。
それでも、私は他人のために何かがしたい。
そのために、まずは自分から行動しなければ。
待ってるだけでは世界は変わらない。
今の仕事に、日々の生活に、こういったビジョンを持てたから、私にとって、毎日は輝いている。
明日も、自分にできることを少しずつ。
世界を変える力になろう。
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