地震を体験した、自分の心のために
先週の金曜日、東日本で大きな地震がありました。
世界最大級の大きな地震。
この影響で、日本は今までにないほどのダメージをおっています。
被災地の方たちが、少しでも癒されるように。
そして、まだ見つかっていない人たちが、早く見つかりますように。
心から祈っています
さて、今回は震源に近かった方のためではなく、東京などで被災した方のために、お話したいと思います。
私は東京に住んでいます。
地震のあった時は、仕事中で、「ついに東京に大地震がきたか」と覚悟を決めました。
幸い、職場と家が近く、先輩が家の側まで車で送ってくださったので、無事に帰宅することができました。
また、自宅も本が数冊落ちた程度で、大した被害はありませんでした。
しかし、実家の家族と電話もメールも通じない。
友人とも会えない。
テレビを見ても、災害時の映像を何度も何度も繰り返される。
その非日常の状態に、少し心が参ってしまいました
おまけに翌日は普通に出勤。
こんな状態で、仕事をしていいんだろうか。
お客様をお呼びしてもいいんだろうかと、疑問がふつふつとわきます。
そんなとき、学生時代に習った災害看護の授業を、思い出しました。
<私たちがするべきこと>
まず、「自分が被災したことを認める」ことです。
震源地に比べて、被害は小さかったものの、非日常に送り込まれたことには違いありません。
また、東京でも、帰宅することができず、職場に泊まったり、長距離を歩いた方たちは、かなりのストレスがたまっています。
テレビを見ても、繰り返されるのは悲惨な津波の映像ばかり。
これでは、気が滅入るなという方が無理です
落ち込んでもいいんです。
休んだっていいんです。
眠れなくなってもおかしくありません。
気持ちが高ぶったり、逆に落ち込んだり。
涙が急に出てきても、自分を責めないでください。
「急性ストレス障害(ASD)」。
心理的な外傷体験をした場合に起こる反応です。
数日~4週間ほどでおさまってきます。
これが長期化する場合、PTSD(外傷後ストレス障害)に移行します。
今、日本全体がこのような状態に陥っています。
物流がほとんど被害を受けていない状態の東京で、物資の買い占めが起こり、スーパーやコンビニが空っぽになる。
日本全体を覆う不安感や、現実を受け入れられない気持ち。
これはけっしておかしいことではありません。
もし、これを読んでいる方がこのような状態ならば。
次にしていただきたいことは、自分をいたわることです
つらい経験をした自分を、しっかり慰めてあげてください。
そして、体を休め、心がしたいことをして、落ち着きを取り戻しましょう。
その回復には、人によって差があります。
人が自分よりも早く回復していても、決して焦らないでください。
あなたは必ず、日常を取り戻せますから。
また、「被災地の方はもっと大変なのに、自分は何かしなくていいのだろうか」。
「日本がこんな状況なのに、自分は普段の生活をしていていいんだろうか」。
もしこのような気持ちになったなら。
その答えは、「そのままでいいんです!」です。
こういった心理状況は、急性ストレス障害の症状の一つです。
「生存者の罪悪感(サバイバーズ・ギルト)」などと呼ばれます。
あなたが生きていること。
日常を送れること。
それは本当に素晴らしいことです
そのことに感謝して、「今」を生きていきましょう!
だって生きているということは、前に進むということ。
後ろを見て、反省することも大事だけれど、これから何をできるか考える方がもっと大切ですものね
次回、私たちができることについて、書きたいと思います。
twitterで知った素敵な言葉
「緊急時に、何もしないことが最良でありうることを認め、何もできないことを受け止め、何かした気になることを戒め、何かしないと不安なることと戦うことの別名を、祈ると呼ぶ」。
私は神様に祈っています。
何もできない自分へのふがいない思いも、先行きがわからない不安も。
みなさんの心に、たくさん神様が触れて、癒してくださいますように。
God bless you
クリックよろしくお願いします
世界最大級の大きな地震。
この影響で、日本は今までにないほどのダメージをおっています。
被災地の方たちが、少しでも癒されるように。
そして、まだ見つかっていない人たちが、早く見つかりますように。
心から祈っています

さて、今回は震源に近かった方のためではなく、東京などで被災した方のために、お話したいと思います。
私は東京に住んでいます。
地震のあった時は、仕事中で、「ついに東京に大地震がきたか」と覚悟を決めました。
幸い、職場と家が近く、先輩が家の側まで車で送ってくださったので、無事に帰宅することができました。
また、自宅も本が数冊落ちた程度で、大した被害はありませんでした。
しかし、実家の家族と電話もメールも通じない。
友人とも会えない。
テレビを見ても、災害時の映像を何度も何度も繰り返される。
その非日常の状態に、少し心が参ってしまいました

おまけに翌日は普通に出勤。
こんな状態で、仕事をしていいんだろうか。
お客様をお呼びしてもいいんだろうかと、疑問がふつふつとわきます。
そんなとき、学生時代に習った災害看護の授業を、思い出しました。
<私たちがするべきこと>
まず、「自分が被災したことを認める」ことです。
震源地に比べて、被害は小さかったものの、非日常に送り込まれたことには違いありません。
また、東京でも、帰宅することができず、職場に泊まったり、長距離を歩いた方たちは、かなりのストレスがたまっています。
テレビを見ても、繰り返されるのは悲惨な津波の映像ばかり。
これでは、気が滅入るなという方が無理です

落ち込んでもいいんです。
休んだっていいんです。
眠れなくなってもおかしくありません。
気持ちが高ぶったり、逆に落ち込んだり。
涙が急に出てきても、自分を責めないでください。
「急性ストレス障害(ASD)」。
心理的な外傷体験をした場合に起こる反応です。
数日~4週間ほどでおさまってきます。
これが長期化する場合、PTSD(外傷後ストレス障害)に移行します。
今、日本全体がこのような状態に陥っています。
物流がほとんど被害を受けていない状態の東京で、物資の買い占めが起こり、スーパーやコンビニが空っぽになる。
日本全体を覆う不安感や、現実を受け入れられない気持ち。
これはけっしておかしいことではありません。
もし、これを読んでいる方がこのような状態ならば。
次にしていただきたいことは、自分をいたわることです

つらい経験をした自分を、しっかり慰めてあげてください。
そして、体を休め、心がしたいことをして、落ち着きを取り戻しましょう。
その回復には、人によって差があります。
人が自分よりも早く回復していても、決して焦らないでください。
あなたは必ず、日常を取り戻せますから。
また、「被災地の方はもっと大変なのに、自分は何かしなくていいのだろうか」。
「日本がこんな状況なのに、自分は普段の生活をしていていいんだろうか」。
もしこのような気持ちになったなら。
その答えは、「そのままでいいんです!」です。
こういった心理状況は、急性ストレス障害の症状の一つです。
「生存者の罪悪感(サバイバーズ・ギルト)」などと呼ばれます。
あなたが生きていること。
日常を送れること。
それは本当に素晴らしいことです

そのことに感謝して、「今」を生きていきましょう!
だって生きているということは、前に進むということ。
後ろを見て、反省することも大事だけれど、これから何をできるか考える方がもっと大切ですものね

次回、私たちができることについて、書きたいと思います。
twitterで知った素敵な言葉

「緊急時に、何もしないことが最良でありうることを認め、何もできないことを受け止め、何かした気になることを戒め、何かしないと不安なることと戦うことの別名を、祈ると呼ぶ」。
私は神様に祈っています。
何もできない自分へのふがいない思いも、先行きがわからない不安も。
みなさんの心に、たくさん神様が触れて、癒してくださいますように。
God bless you

クリックよろしくお願いします

